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原作/横溝正史 |
漫画/田中つかさ |
「コミック乱TWINS」(リイド社)連載 |
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第二十二話/裏向き地蔵(原作「稚児地蔵」) |
「コミック乱TWINS」08年4月号掲載 |
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あらすじ
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辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第二十一話/春宵とんとんとん |
「コミック乱TWINS」08年3月号掲載 |
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あらすじ
昨晩、きんちゃくの辰が音羽の岡場所でなじみの遊女を待っていたときのこと。
部屋に近所の屋敷で飼われている猫が迷い込んできた。猫の爪が金色に光っているのを見つけた辰は、暇つぶしに爪を切りそろえてやるのだが、やがてやって来た遊女・お咲にその話をすると、お咲はひどく動揺する。
翌朝、佐七とともに音羽を訪ねた辰だったが、なんとお咲は殺されており、その下手人として辰が引っ立てられてしまう。
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レビュー
お粂に続いて佐七のライバル鳥越の茂平次初登場!
しかも今回はお粂、辰のほかにこのしろの吉兵衛、神崎甚五郎とオールスターキャスト勢ぞろい。 |
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第二十話/恩愛の凧 |
「コミック乱TWINS」08年2月号掲載 |
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あらすじ
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辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第十九話/いなり娘 |
「コミック乱TWINS」08年1月号掲載 |
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あらすじ
昨晩、きんちゃくの辰が音羽の岡場所でなじみの遊女を待っていたときのこと。
部屋に近所の屋敷で飼われている猫が迷い込んできた。猫の爪が金色に光っているのを見つけた辰は、暇つぶしに爪を切りそろえてやるのだが、やがてやって来た遊女・お咲にその話をすると、お咲はひどく動揺する。
翌朝、佐七とともに音羽を訪ねた辰だったが、なんとお咲は殺されており、その下手人として辰が引っ立てられてしまう。
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レビュー
お粂に続いて佐七のライバル鳥越の茂平次初登場!
しかも今回はお粂、辰のほかにこのしろの吉兵衛、神崎甚五郎とオールスターキャスト勢ぞろい。 |
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第十八話/宮芝居 |
「コミック乱TWINS」07年12月号掲載 |
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あらすじ
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辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第十七話/清姫の帯 |
「コミック乱TWINS」07年11月号掲載 |
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あらすじ
昨晩、きんちゃくの辰が音羽の岡場所でなじみの遊女を待っていたときのこと。
部屋に近所の屋敷で飼われている猫が迷い込んできた。猫の爪が金色に光っているのを見つけた辰は、暇つぶしに爪を切りそろえてやるのだが、やがてやって来た遊女・お咲にその話をすると、お咲はひどく動揺する。
翌朝、佐七とともに音羽を訪ねた辰だったが、なんとお咲は殺されており、その下手人として辰が引っ立てられてしまう。
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レビュー
お粂に続いて佐七のライバル鳥越の茂平次初登場!
しかも今回はお粂、辰のほかにこのしろの吉兵衛、神崎甚五郎とオールスターキャスト勢ぞろい。 |
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第十六話/生きている自来也 |
「コミック乱TWINS」07年10月号掲載 |
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あらすじ
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辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第十五話/嵐の修験者 |
「コミック乱TWINS」07年9月号掲載 |
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あらすじ
昨晩、きんちゃくの辰が音羽の岡場所でなじみの遊女を待っていたときのこと。
部屋に近所の屋敷で飼われている猫が迷い込んできた。猫の爪が金色に光っているのを見つけた辰は、暇つぶしに爪を切りそろえてやるのだが、やがてやって来た遊女・お咲にその話をすると、お咲はひどく動揺する。
翌朝、佐七とともに音羽を訪ねた辰だったが、なんとお咲は殺されており、その下手人として辰が引っ立てられてしまう。
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レビュー
お粂に続いて佐七のライバル鳥越の茂平次初登場!
しかも今回はお粂、辰のほかにこのしろの吉兵衛、神崎甚五郎とオールスターキャスト勢ぞろい。 |
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第十四話/幽霊姉妹 |
「コミック乱TWINS」07年8月号掲載 |
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あらすじ
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辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第十三話/捕物三つ巴 |
「コミック乱TWINS」07年7月号掲載 |
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あらすじ
昨晩、きんちゃくの辰が音羽の岡場所でなじみの遊女を待っていたときのこと。
部屋に近所の屋敷で飼われている猫が迷い込んできた。猫の爪が金色に光っているのを見つけた辰は、暇つぶしに爪を切りそろえてやるのだが、やがてやって来た遊女・お咲にその話をすると、お咲はひどく動揺する。
翌朝、佐七とともに音羽を訪ねた辰だったが、なんとお咲は殺されており、その下手人として辰が引っ立てられてしまう。
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レビュー
お粂に続いて佐七のライバル鳥越の茂平次初登場!
しかも今回はお粂、辰のほかにこのしろの吉兵衛、神崎甚五郎とオールスターキャスト勢ぞろい。 |
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第十二話/離魂病 |
「コミック乱TWINS」07年6月号掲載 |
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あらすじ
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辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第十一話/音羽の猫 |
「コミック乱TWINS」07年5月号掲載 |
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あらすじ
昨晩、きんちゃくの辰が音羽の岡場所でなじみの遊女を待っていたときのこと。
部屋に近所の屋敷で飼われている猫が迷い込んできた。猫の爪が金色に光っているのを見つけた辰は、暇つぶしに爪を切りそろえてやるのだが、やがてやって来た遊女・お咲にその話をすると、お咲はひどく動揺する。
翌朝、佐七とともに音羽を訪ねた辰だったが、なんとお咲は殺されており、その下手人として辰が引っ立てられてしまう。
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レビュー
お粂に続いて佐七のライバル鳥越の茂平次初登場!
しかも今回はお粂、辰のほかにこのしろの吉兵衛、神崎甚五郎とオールスターキャスト勢ぞろい。 |
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第十話/嘆きの遊女 |
「コミック乱TWINS」07年4月号掲載 |
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あらすじ
長屋の花見に付き合わされた佐七と辰。
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レビュー
東雲太夫こと恋女房のお粂が登場!
しかしこの話、骨格だけにしてみると、有名な海外の古典探偵小説
によく似ていますなあ。 |
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第九話/山雀供養 |
「コミック乱TWINS」07年3月号掲載 |
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あらすじ
近ごろ世間を騒がせている、怪盗紫頭巾が旗本に盗みの予告状を寄越してきた。
神崎甚五郎の命を受けた佐七は、その帰途、ひそかに紫頭巾の正体と目星をつけていた山雀使いの女芸人、お万に行き会う。
こっそりとお万の後をつけた佐七は、お万と紫頭巾につけ狙われた旗本・近江喬四郎との間に、浅からぬ因縁があることを知る。
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レビュー
原作は初期にかかれた作品で、レギュラー陣も神崎の旦那と佐七だけしか登場しない。子分たちとの余計なおしゃべりがない分、コミックもすっきりまとまっている印象。
舞台が武家屋敷の内部とあって、町方の佐七はおいそれと手が出せない。証拠がつかめず歯がみする佐七が、普段の彼に似合わない行動を容疑者にとるくだりも、佐七の若さを感じさせる。 |
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第八話/まぼろし役者 |
「コミック乱TWINS」07年2月号掲載 |
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あらすじ
佐七と辰がすれ違った駕篭には、ふるいつきたくなるようないい女が乗っていた。
ついふらふらとあとを追う佐七だったが、眼前で駕篭に黒羽根の呪詛矢が打ち込まれたのをきっかけに、事件に巻き込まれていく。
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レビュー
3ヶ月のインターバルを置いて、「人形佐七捕物帳」第二部、堂々の再開である。
原作ではわずかな期間で一世を風靡して消えた「まぼろし役者」の、たった三枚だけ出回った姿絵をめぐっての連続殺人が背景としてあるが、マンガ化に際しばっさり割愛。まあ、これは正しい判断だったかなと。
連続殺人はあくまでミスディレクションを誘うブラフなのだが、原作でもあまり成功していたとは言い難い。
それより、原作ではさらりと流してしまった、姿絵に隠された謎を、きっちり伏線として描いており、コミックが単なる原作のダイジェストではないところを見せてくれた。
犯人の設定が、前話の「敵討ち人形噺」とまるっきりかぶってしまったのは、ご愛敬。 |
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第七話/敵討ち人形噺 |
「コミック乱TWINS」06年10月号掲載 |
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あらすじ
ある日、佐七のもとにとびこんできた若い娘。
お初と名乗った女は、主人のお国が、人形芝居の岩藤にとり殺されると訴えるのである。
事情を聞けば、なるほどお国の境遇は文楽の「鏡山旧錦絵」(かがみやまこきょうのにしきえ)に登場する悲劇のヒロイン、尾上にそっくりである。劇中で尾上を草履で打ち、はずかしめたお局の岩藤にあたる人物までいるのだから念が入っている。
はたして、岩藤のかげに脅えるお国は、まるで芝居の筋をなぞるかのように自らののどを突いてしまう…。
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レビュー
行き交う舟の向こう側から、岩藤の人形がものすごい形相で草履を投げつけるという、横溝らしいとても魅力的な発端なのだが、こうして絵で見てしまうとけっこう笑える。
物語りもいささか竜頭蛇尾で、事件を未然に防いだといえば聞こえがいいが、それだけ底の浅い真相だったということ。 |
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第六話/夕立(原作「佐七の青春」) |
「コミック乱TWINS」06年9月号掲載 |
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あらすじ
今にもひと雨降りそうな夏の昼下がり、佐七はあだっぽい女に呼び止められた。
お絹と名乗った女は、佐七を雉子町の住まいに招く。誘われるままにもてなしをうけた佐七は、酒の勢いも手伝いお絹と好い仲に……。
すっかり酔いつぶれ、舟の上でひと眠りしていた佐七をゆり起こしたのは、子分の辰だった。
辰から雉子町で殺しがあったと聞かされた佐七は、自分が窮地に追い込まれていることを知る。
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レビュー
佐七唯一の浮気話、のはずなのだが…。
コミック版ではそもそも恋女房のお粂がまだ登場していない。これでは、浮気でもなんでもなくて、ただの行きずりの恋にすぎない。
くり返すが、人形佐七捕物帳の面白さは、佐七やお粂、辰に豆六といったレギュラー一家のやりとりにある。
今回の「佐七の青春」にしても、佐七とお粂のド派手な夫婦げんかと、事件を通じてまた仲直りをする仲むつまじさが主題となっている。
だから事件そのものはわりあい単純なはずなのに、マンガではその事件のみを取り出して描くことで精いっぱいなのだから、呆れる。
作中の大仕掛けを割愛してしまったので、そのままでは物語に締まりがない。そこで原作には出てこない与力神崎甚五郎を登場させ、大捕物に見せかけるバランスの悪さ。
連載も半年となると、絵も慣れてきて、佐七も辰もサマになりつつあるので、今後の巻き返しを期待する。 |
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第五話/蛍(原作「蛍屋敷」) |
「コミック乱TWINS」06年8月号掲載 |
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あらすじ
川べりに漂うつづらの中から出てきたのは、蚊帳にくるまれた女の死体と、ほのかな光をはなちながら這い回る、無数の蛍――。
女は須田町の生薬問屋「和泉屋」の主人・京造の妾、お俊だった。
「和泉屋」では去年、先代の未亡人・お源が隠居所で殺され、大金が盗まれるという事件があったばかり。
世間では、京造が金目当てに母親を殺したとの噂もたったが、その後彦三郎という行商が下手人として上げられていた。
お俊は、よりにもよってそのお源が殺された隠居所に囲われていたのだという。
佐七は辰五郎に隠居所を調べに行かせたが、辰はそれきり行方を絶ってしまった……。
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レビュー
今月号の「蛍(原作:蛍屋敷)」は、人形佐七捕物帳シリーズでは特別な一編である。
佐七の二人目の子分、関西弁でひょうきんなうらなりの豆六が初登場する作品なのだ。
ところが、コミック版では豆六のマの字も出てこない。まさにマの抜けた話となっている。
いよいよこのコミック連載では、佐七の子分は辰ひとりのままである気配が濃厚となってきたけど、うーむ、それでいいのか? |
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第四話/万引き娘 |
「コミック乱TWINS」06年7月号掲載 |
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あらすじ
神田の小間物問屋「白河屋」では、お高祖頭巾の娘が万引きをしても、見てみぬふりをするのが暗黙の習わしとなっていた。
ところが、それを知らぬ手代の政吉が、万引き娘をとがめようとしたとたん、娘は政吉を刺し殺して逃げだした。
佐七の調べに対し、白河屋の主人・長右衛門は、万引き娘の正体が店にゆかりの於菟女(おとめ)という女であることをうちあけた。
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レビュー
すでに連載も四回目であるが、いまだに子分が辰五郎ひとりなのが気にかかる。
毎回30〜40ページでは、テンポのはやい原作を消化しきれないのか、登場人物や脇筋のエピソードが割愛されていることが多いのだが、佐七は辰と豆六の二人の子分がガヤガヤとかけ合い漫才を行う場面が見どころのひとつなので、ぜひとも豆六の登場を希望。
また、恋女房のお粂や、ライバルの海坊主の茂平次など、魅力的なレギュラー陣が出てこないのも寂しい!
今のままでは、他の捕物帳との差別化がされておらず、佐七らしさが半減しているように思う。
もうひとつ、佐七につきものの濃厚なエロスは……、おまかせします(笑)
なお、原作となった「万引き娘」には、「お高祖頭巾の女」という原形作品が存在する。
今までは書き直し前と後の作品として、同じ作品という扱いをされていたが、その後の調査により、導入部の万引き殺人のみ同じで、犯人を含めた後半の展開が異なることがわかり、現在はそれぞれ独立した作品と見なされている。 |
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第三話/名月一夜狂言 |
「コミック乱TWINS」06年6月号掲載 |
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あらすじ
向島の屋敷で風流三昧の生活を送る結城閑斎の宴席に招かれた佐七と辰五郎。
道すがら、鼓を散らした柄の着物を着た女に、その晩の参会者、人気役者の尾上新助宛の手紙を託される。
手紙を読んだ新助は、うろたえて席を外すが、それきり戻ってこない。案じた一同が邸内を探し回ると、新助は絞め殺されて井戸に投げ込まれていた。
さっそく調べをはじめる佐七だったが、残された証拠物件は、その晩招かれた客ひとりひとりに結びついていた。
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レビュー
原作は、春陽文庫の「人形佐七捕物帳」全14巻の収録にもれた超レア作品。
宴席に人形佐七を招いてニセの事件で捕物ばたらきをしてもらおうと、参加者全員で一席ぶった狂言芝居のはずが、本当に人気役者が殺されてしまうという筋。
原作では宴の席で犯人がある事実を知り、とっさに犯行に及ぶのだが、コミックでははじめから佐七を欺く「趣向」を犯罪に利用する気でいたと改変されており、興味深い。
ただし、いつ犯行の機会があったのかという登場人物の出入りについては完全にスルーしており、トータルすれば「行って来い」の出来。
作者が登場人物を描きなれてきたのか、読者が見慣れてきたのか、佐七の顔がだんだんと見られるようになってきている気がする。
殺される人気役者・尾上新助に「おがみしんすけ」とルビを振っているのは、実際の尾上(おのえ)姓の役者に配慮したのだろうか。 |
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第二話/謎坊主 春雪 |
「コミック乱TWINS」06年5月号掲載 |
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あらすじ
もと絵師で、いまは骨董の目利きで身を立てている花房千紫と妻の千代が、残忍な手口で殺されているのが見つかった。
佐七の子分、巾着の辰五郎は、浅草でとんち坊主と評判の盲僧春雪を下手人として引っ立てる。
春雪の言うには、千代の頼みでつづらに隠れて千紫の家に忍び入ったが、様子がおかしいと這い出てみれば、すでに千代が死んでいたという。
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レビュー
「謎坊主」は、実にわかりやすい「首のない死体」のトリックで、横溝正史はこういった作品を書きながら、「黒猫亭事件」で熱く語られるトリック談議を考えていたと思われる。
ちなみに、謎坊主こと春雪は、実在の人物。
小説にも書かれているとおり、当意即妙の受け答えをすることで有名になった盲目の僧体だったそうです。 |
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第一話/羽子板娘 |
「コミック乱TWINS」06年4月号掲載 |
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あらすじ
江戸三小町と謳われ、羽子板にまで描かれた娘たちが、次々と奇怪な死に方をした。
一人目のお蓮は、水難事故と思われていたが、死後、お蓮の家に彼女の姿を写した羽子板が、ノドを切り裂かれた形で投げ込まれていた。
そして、二人目のお蝶の死骸の上にも羽子板が置かれており、事件は連続殺人の様相を呈してきた。
詮議に乗りだした佐七をあざ笑うかのように、三人目のお組が行方知れずとなり、家にノドを裂かれたお組の羽子板が送りつけられた!
人形佐七、颯爽とデビュー!
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レビュー
待望のコミック版「人形佐七捕物帳」がいよいよスタート!
第1話を読んだかぎりでは、いまひとつミステリ心に欠けるかな、といった印象。
「羽子板娘」といえば、原作を読んだ人なら誰でもピンと来るが、クリスティの某作品を江戸時代に換骨奪胎した作品。
最初の事件が実は○○だったという部分が、ミステリ用語でいう「ミッシング・リンク」をひと捻りしており、本作の手柄なのだが、漫画になってしまうとストーリーを追うあまり、そのあたりがグダグダになっているように感じた。 |
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