新版横溝正史全集18「探偵小説昔話」(講談社)30th Jul. S50
収 録 作
- 探偵小説昔話
- 森下雨村と「樽」
- 乱歩と稚児の草紙
- 甲賀三郎と電話
- 大下宇陀児と青酸加里
- 海野十三と敗戦日記
- 浜尾四郎と春本
- 小栗虫太郎とピンチヒッター
- 木々高太郎と人生二回結婚説
- 一杯亭主人の憂うつ
- 槿槿先生夢物語
- 続槿槿先生夢物語
- 探偵小説闇黒時代
- あとがき集
- 「本陣殺人事件」
- 「蝶々殺人事件」
- 「獄門島」
- 「悪魔が来りて笛を吹く」
- 真言秘密の自分の道楽
- 大阪の友人・藤沢桓夫君
- まあちゃんのお婿さん
- 誤植奇談
- 屍体を匿す
- エラリー・クィーン氏、雑誌「探偵小説」の廃刊を三カ月おくらせること
- 余暇善用
- 山荘無精記
- ノンキな話
- 初対面の乱歩さん
- 西田さんご兄弟のこと
- 好敵手甲賀・大下
- 不如丘と不木
- 啓蟄記
- 傷ましき母
- 本格探偵小説への転機
- 四半世紀ゆめうつつ
- 私の衆道趣味
- 蟇とともに
- 金硫黄奇談
- ご趣向本意
- しかも私は飲む
- 一杯亭綺言
- むささび悲歌
- 「国定忠次」の思い出
- 年寄りの冷や水
- 探偵小説の嘆き
- 黒岩涙香を読む
- 山荘愚談
- 贋作楢山節考
- 淋しさの極みに立ちて
- 鬼の大罪
- お目出度き男
- わが町・わが本
- 八つ当りの記
- しずごころなく
- 「パノラマ島奇譚」と「陰獣」が出来る話
- 対談
- 金田一耕助VSコロンボ警部―石上三登志
- 歌手が来りて推理小説を語る―大橋国一
- 桜日記
- 桜日記に寄せて
- 年譜・目録―中島河太郎編
故森下雨村、江戸川乱歩、大下宇陀児、小栗虫太郎、木々高太郎らの数々の思い出を軽快なタッチでつづる”探偵小説昔話”。「本陣殺人事件」「蝶々殺人事件」のコンテ、最近発見された昭和二十一年度の日記を一挙同時収録! 五十年の作家生活における探偵小説への情熱、トリックの裏話等、昭和十年から現在にわたり、雑誌、新聞等に掲載された未収録エッセイを網羅した横溝ファン必読の随筆集。
(裏表紙梗概より・原文ママ)
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